音楽を聴きながら眠りにつきたいって時ありますよね!?
スピーカーで聴くのもいいですが、パートナーの邪魔はしたくない、パートナーのイビキがひどい…。
そんな悩みを解決するのが「寝ホン」です。
今回は寝ホンについて詳しく紹介しつつ、私が購入した激安ワイヤレス寝ホンについてもレビューさせていただきます!
寝ながら聴くのに特化した寝ホンは、安眠したい方におすすめですよ!
寝ホンとは
「寝ホン」とは「寝るときに使用するイヤホン」の略称です。
通常のイヤホンをつけて寝た場合は、横を向いて寝た時にイヤホンが耳に押し付けられて痛いため、上を向いて寝るしかありません。
また、低音や高音が強調された迫力のあるイヤホンの場合、眠りにつきにくかったりします。
このような悩みを解決できるのが「寝ホン」というわけです。
特徴をまとめるとこんな感じ。
・小型、軽量なので長時間つけてても煩わしくない
・自然な音になるようチューニングされているため、迫力を抑え、眠りにつきやすい
・イヤホンによっては、寝ている時の汗で故障しないよう、防水仕様になっている
「寝ながら使用する」という部分に特化したイヤホンです。
音質や、臨場感、デザイン、拡張性という部分では通常のイヤホンに劣るので、どんな場面でも満足できるイヤホンではないということを理解した上で購入しましょう。
どういうものがあるの?
寝ホンには、有線接続するケーブルタイプと、Bluetoothで無線接続するワイヤレスタイプの2種類があります。
ケーブルタイプ
イヤホンの充電を気にしたくない、少しでも安く使いたい方はケーブルタイプがおすすめです。
基本的には外の音を遮断できるよう、耳栓のようなカナル型のイヤホンになっています。
また、シリコン素材を多く使用し、優しいフィット感になっているものが多いです。
音量の+/-、再生/一時停止ができるリモコン付きのものや、寝返りをうってもイヤホンが外れにくいイヤーフックがついたもの、ケーブルが断線しにくいものなどがあります。
ワイヤレスタイプ
ケーブルが煩わしい、スマホにイヤホン端子が無い(スマホを充電しながら使いたい)方はワイヤレスタイプがおすすめです。
ワイヤレスタイプの中にも、左右のイヤホンがケーブルでつながっているタイプと、左右が独立した完全ワイヤレスタイプが存在します。
中でも完全ワイヤレスタイプの「1MORE ComfoBudsZ」は、価格が約1万円と寝ホンの中では高額ですが、専用アプリがあったり、通常時と睡眠時で音の出方を切り替えることで普段使いでも音楽が楽しめたり、高音質設計になっていたり、オフタイマーを設定できたりと非常に多機能になっています。
ワイヤレス寝ホン XY-002のレビュー
普段はアップルのAirPods Proや、SONYのWF-1000M4を使用して音楽を聴いており、音質には非常に満足しているので、完全に睡眠用で購入を検討しました。
ケーブルは煩わしいのでワイヤレスタイプ、とりあえず安くて耳が痛くならなそうなものということで、Amazonで「XY-002」という寝ホンを購入してみました。
スペックはこんな感じです。
・重量:12g
・連続音楽再生時間:9時間
・充電時間:2時間
・Bluetoothバージョン:5.0
・接続距離:10m
・防水性能:IPX7級
・同梱物:bluetoothイアホン 1本、充電ケーブル 1本、説明書 1枚
・価格:2,380円(執筆時)
いわゆる中華イヤホンと呼ばれるもので、対応コーデック等、詳細なスペックは不明です。
音質は「平均くらいあれば良いかな」という感じで選びました汗
パッケージと同梱物
パッケージはこんな感じ。
激安中華製イヤホンにしては、パッケージの作りがしっかりしています。
同梱物はこんな感じ。
なんと日本語マニュアルがついてます!
これは地味にありがたいです。
そして、本体と、ポーチ、充電ケーブルが入っています。
充電ケーブルの端子は、MicroUSB to Aでした。
やはりこの価格帯になってしまうとUSB-Cではないのですね…泣
外観
左右のイヤホンがケーブルで繋がっており、完全ワイヤレスイヤホンが主流となった今では、懐かしさが漂う外観となっております。
また、ケーブルのあそびを調整できるようになっています。
ケーブルが首元に当たって不快に感じる場合があるので、この機能は嬉しいポイントです。
リモコン部分は右側にあり、左側には重さのバランスをとるために、リモコンと同様の大きさのダミーが取り付けられています。
意外と考えられた作りとなっています。
旅行や出張に持っていくかもしれないので、ポーチがついてくるのは地味に嬉しかったです。
ケーブルと本体が収納できます。
つけ心地
非常に軽い付け心地です。
そして「寝ホン」というだけあって耳からはみ出さない形状になっています。
また、イヤホン部分のほとんどがシリコンでできているため、耳が痛くなりにくいのかなと思います。(個人の感想です)
ただし、非常に軽いので、しっかりイヤホンを押し込まないと簡単に外れてしまいます。
イヤーチップはサイズの種類が無く、独特な形のイヤーチップが取り付けられています。
耳栓に取り入れられている形で、どんな耳の穴にも密閉できるような構造になっています。
操作性
右側にあるリモコンの操作方法はこんな感じ。
「カチッカチッ」としっかりとボタンを押している感じがあり、操作性が悪いとは感じませんでした。
ペアリングも何の問題もなくiPhoneと接続できました。
※Bluetooth接続なのでAndroid、iOSのスマホはもちろん、音楽プレーヤーやパソコンとも接続可能です。
音質
音質は決して悪くありません。
低音は強すぎないですが、しっかりと感じることができます。
高音部分の解像度は低めですが、刺さることなく音が出ています。
個人的には、寝ホンという割には結構元気な音を出すイヤホンだと感じました。
そして、ちょっと個人的にがっかりだったのが、音が大きかったことです。
アマゾンMUSICを聴いたのですが、音量を最小にしても音が割と大きく、少しびっくりしました。
使ってみた感想
・付け心地が軽く、耳の痛みもなく、寝返りが普通にうてる
・音質は悪くなく、不快感なく音楽を聴くことができる
・リモコン操作、ペアリングは良好、不具合は今のところ無し
・電池持ちは普通、全然問題ない【悪かった点】
・フィット感はまあまあ、寝起きに外れていることが何度かあった
・iPhoneで音量最小にしても割と音が大きい
まとめ
寝ホンは音楽で癒されながら眠りたい人にぴったりの商品となってます。
価格も千円台からと非常に手の出しやすい価格になっているので、気になった方はとりあえず買ってみるのも良いかもしれません。
ただ、音質や機能はあまり期待できないので、あくまで睡眠用として使用しましょう。
ではみなさん、良いイヤホンライフを〜!
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