外出先やカフェでiPadやスマホを使って文章を書くとき、一番のストレスになるのが「入力デバイス」ではないでしょうか。
私自身、これまで持ち運び用の折りたたみキーボードをいくつも試してきました。コンパクトさを優先すると打ちにくい、打ちやすさを優先するとカバンの中で場所を取る…そんなジレンマに悩まされ続けてきた、いわば「キーボード難民」です。
そんな中で出会ったのが、今回ご紹介するOmikamoの折りたたみ式Bluetoothキーボード(JIS標準日本語配列)です。実際に1週間以上使い込んでみたところ、これまで使ってきたどの持ち運び用キーボードよりも快適に打てることがわかりました。本記事では、スペックの紹介とあわせて、実際に使ってみたからこそわかったリアルな感想をお伝えします。
こんな人におすすめ
- iPadやAndroidタブレットをノートPC的に使いたい人
- カフェや出張先での作業が多く、荷物を減らしたい人
- 折りたたみキーボードの「打ちにくさ」に何度も挫折してきた人
- US配列ではなく、慣れたJIS配列を使いたい人
基本スペック
まずは製品の基本情報を表にまとめました。
| 項目 | スペック詳細 |
|---|---|
| 接続方式 | Bluetooth(マルチペアリング 最大3台まで切替対応) |
| キー配列 | JIS標準日本語配列(かな印字あり、L型大型Enterキー、左右Shift/Altキー搭載) |
| キー構造 | パンタグラフ方式(ノートパソコンと同等の打鍵感) |
| キーピッチ | 約19mm(フルサイズキーボードと同等) |
| 対応OS | iOS / iPadOS / macOS / Windows / Android / Google Chrome OS |
| 充電端子 | USB Type-C |
| バッテリー | 充電時間:約2時間 / 連続使用時間:約90時間 |
| 付加機能 | 大型タッチパッド搭載、独立したファンクションキー(Fnキー) |
カタログ上の数字だけ見ても十分に魅力的ですが、実際に使ってみると、数字以上の使いやすさを感じる部分がいくつもありました。ここからは実体験ベースでレビューしていきます。
実際に使ってみてわかった4つの良かった点
1. 数々の持ち運び用キーボードを使った中で、最も打ちやすい
これまで様々な折りたたみキーボードを購入してきましたが、正直に言うと「妥協して使う」ことがほとんどでした。しかし、このOmikamoのキーボードは、開いた瞬間から違いを感じます。
一昔前まで、折りたたんで使えるJISキーボードの選択肢は決して多くありませんでした。多くは英語(US)配列で、記号の位置に毎回頭を悩ませるのが当たり前だったように思います。それに比べると、今回の製品は完成度がかなり高いと感じました。普段使っているデスクトップやノートPCと同じ感覚でそのまま打てるので、文字入力中に変換ミスや記号の打ち間違いで手が止まることがほとんどありません。
正直、仕事で使用しているノートPCのキーボードよりも打ちやすいです。
2. 折りたたむとコンパクト、開くとノートPCサイズ
折りたたんだ状態は驚くほど薄く小さくまとまるのですが、開くとキーピッチが約19mmというフルサイズキーボード相当の広さになります。手が窮屈に感じることなく、通常のノートパソコンを使っているときと変わらない感覚で入力できるのは、地味ながら非常にありがたいポイントです。
折りたたみキーボードにはよく「折りたたみ部分のキーだけ小さくなっている」「変則的なキー配置になっている」という弱点がありますが、このモデルは独自の折りたたみ機構を採用しているおかげか、そうした不満を感じる場面がありませんでした。継ぎ目部分のキーも他のキーと同じ感覚で押せるので、タイピング中にリズムが崩れることがないのです。
3. オミットされがちなFキーがしっかり使える
コンパクトな折りたたみキーボードでは、スペースの都合上ファンクションキー(F1〜F12)が省略されたり、Fnキーとの同時押しでしか使えなかったりすることが多いです。しかし、このキーボードは独立したファンクションキーを搭載しており、ショートカット操作を多用する方にとっては地味に嬉しい仕様だと感じました。
4. 角が丸く、カバンの中で他の物を傷つけにくい
これは見落とされがちですが、実用上かなり重要なポイントです。折りたたんだ状態の角が丸く設計されているため、カバンに入れて持ち歩いても、他の荷物(モバイルバッテリーやガジェットポーチの中身など)を傷つけにくい点も気に入っています。
気になった点・注意点
良かった点ばかりではなく、実際に使ってみて気になったところも正直にお伝えします。
- レザー調の質感について:表面はレザー調の上質な質感で、触っていて心地よいのですが、その分カバンの中で他の荷物と擦れて傷がつかないか、少し気になりました。私は専用のガジェットポーチに入れて持ち運ぶようにすることで対応しています。
- キーボード自体の角度調整ができない:タイピング時にキーボード本体にも角度がつけられると、より快適に入力できそうだと感じました。これは少し贅沢な要望かもしれませんが、次のモデルでの改善に期待したいポイントです。
- 折りたたみ構造ゆえに、膝の上など不安定な場所でのタイピングよりも、机やテーブルなど平らな場所での使用が向いていると感じました。
価格とコストパフォーマンス
価格は決して高額ではなく、手の届きやすい価格帯に設定されています。さらにAmazonでは頻繁にセールが実施されているため、タイミングを見て購入すればよりお得に手に入れることができます。気になっている方は、購入前に一度価格の変動をチェックしてみるのもおすすめです。
まとめ:持ち運び用キーボードに妥協したくない人へ
これまで複数の折りたたみキーボードを使ってきた経験から言えるのは、「コンパクトさ」と「打ちやすさ」を両立させるのは簡単ではないということです。しかし、Omikamoの折りたたみ式Bluetoothキーボードは、その両方をかなり高いレベルで実現していました。
JIS配列に対応していること、フルサイズ相当のキーピッチ、独立したFキー、そして持ち運びやすいコンパクトさ。どれも単体では珍しくない要素かもしれませんが、これらがバランス良く組み合わされている点が、このキーボードの最大の魅力だと感じます。
「折りたたみキーボードはどうせ打ちにくい」と諦めていた方には、ぜひ一度試してみていただきたい製品です。







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