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Touch FolioをMagic Keyboardと比較しながらレビュー

ガジェット

ロジクールから発売されているiPad Pro11インチ向けトラックパッド付きキーボードケース「Folio Touch」を購入してしばらく使用してみました。
非常に完成度の高い、素晴らしい商品なのですが、とにかく重いです。
今回は対抗馬であるMagic Keyboardとの違いを取り上げながらがら詳しく紹介をさせていただきたいと思います。
ぜひ購入の参考にしていただければと思います。

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Magic Keyboardとの機能面の決定的な違い

価格に始まり、材質や重量、装着方法やスタンドの構造等両者には違いがありますが、決定的な違いはMagic Keyboardには充電用のUSB Type-C端子が1つ搭載されているのに対し、Folio Touchは端子類は搭載されていません。
Magic Keyboard使用時は充電しながらiPad本体のUSB Type-C端子に外部機器を接続できるため、長時間作業する人にとってはメリットとなります。

ただ、USBハブを利用すればこのデメリットは解消されるので、大きなハンデにはならないかと思います。

そしてUSB端子の有無以外には機能面に関して大きな違いはありません。

Magic Keyboardの半額以下で入手可能

Magic Keyboardはアップル純正品であるため値下げは基本的に行っていないので価格は34,980円(税込)。
一方Folio Touchはロジクールから販売されているためAmazonで値下げが行われており、執筆時はなんと19%OFFの15,800円となっており、ほぼ同等の機能を半額以下で手に入れることが可能となってます。

Magic Keyboardよりも様々な使用状況に対応可能

Magic Keyboardはタブレットとして使用したい時や、Apple Pencilを利用したいときは取り外して使用する形となります。
一方、Folio Touchは『タイピングモード』、『表示モード』、『スケッチモード』、『リーディングモード』と用途に合わせて4つの使用モードに変更できるのでいちいち取り外す必要がありません。

しっかりとした作りのキックスタンドは20°~60°の表示角度を自由に調整できます。
スケッチモード使用時にApple Pencilで絵を描く際に力がかかりますが、たわむ事なく描きやすい角度で作業を行うことができます。

タイピングモード

表示モード

スケッチモード

リーディングモード

 

Magic Keyboardと違い側面までしっかり保護!ただし取外しがしづらい

Magic Keyboard同様BluetoothではなくiPad背面にある、Smart Connectorを使用し有線接続のような方法で接続するためペアリングは不要(初回のみ専用アプリの起動が必要)なので接続は簡単です。
さらに電源供給もされるためFolio Touchは充電不要で使用することができます。

また、Magic Keyboardはマグネットでの着脱なのに対し、こちらは一般的な保護ケース同様ケースにはめ込む方式のため、側面が保護されるため傷に強い構造になっています。
しかし、着脱が容易にできないため、Magic Keyboardのように容易に着脱することはできません。

新型が出た際の下取りのためにiPadは綺麗に使いたい私にとっては着脱のしやすさよりも保護されている方が嬉しいです。(3月に新型発表との噂です)

側面をしっかり保護しながらもApple Pencilを充電可能


 

カフェや新幹線での使用は注意!キーボード使用時にはある程度の奥行きが必要

Magic Keyboardはタブレットが宙に浮いているような形で固定されるフローティングカンチレバーによってiPad Proの横幅程度の奥行きがあれば作業が可能なのに対し、Folio TouchはiPadの背面にあるキックスタンドを広げるため、33cm程度の奥行きがなければ作業ができません。
カフェや、新幹線での作業を想定している人には注意が必要です。

また、Magic KeyboardはノートPCのように膝に乗せた状態で作業ができますが、Folio Touchはそれができない点も注意が必要です。

なので、外出時の使用はあまり向いていないと感じます。

キーボードの打鍵感はまるでMacBook、ショートカットキー、バックライトもある

キーボードを初めて使った時、「この打鍵感、わいのMacBook Air(2013)にそっくりやん!」と感じました。
明らかにMacのキーボードを意識した作りでMacをお使いの方はストレスなく使えるのではないかと思います。
キーピッチも狭すぎず、ボタンも小さすぎずとても打ちやすいです。
また、バックライトも搭載する他、キーはiPadに最適化されており音量や再生、一時停止、スキップ、明るさ調整(ディスプレイとキーのバックライト)等のショートカットキーがあって便利。

Magic Keyboardと同じくマルチタッチジェスチャー対応のトラックパッドは狭すぎず操作感は非常に良好!
Magic Trackpad2を接続した時よりもFolio Touchのトラックパッドの方が操作感は良いと感じました。

各種ショートカットキー、バックライト搭載で便利

 

重さを許容できるか、ただそれだけ

ぶっちゃけ、Folio Touchを装着させたiPad Proはめちゃくちゃ重いです。
巷で重いと言われるMagic Keyboardが約595gですが、Folio Touchはそれよりもさらに50g重い646g。
常に持ち歩いての使用を想定している人には厳しい重さ。
iPadと合わせると1.1kgを越えるため、MacBook Air(1.29kg)を持ち歩く方が前述にもあるように様々な場所で作業できるため、スタイリッシュで良いのではないかと感じた。
重さ以外の満足感が非常に高いだけに残念で仕方がありません。
もう少し軽くできなかったのか…。

機能に関しては申し分なし!ただし自身の用途をよく考えて購入を!

材質もファブリック調で安っぽさはなく、キーボード、トラックパッドは完璧、キックスタンドは場所こそとるがしっかり安定して角度も自由に調整できる。
とってもいい商品だし私自身は非常に満足しているが、全員におすすめできるかというと、答えは「No」です。

理由はただ一つ、「重さ」です。まじで重いです。4つの使用方法のうち「リーディングモード」というタブレットとして片手で使い持ち方がありますが、「もう、これ筋トレやん」って感じです。

トラックパッドを使わない人はSmart Keyboard Folioでいいと思いますし、キーボードすら普段あまり使わない方は好きなケースに入れて、キーボードを使いたい時だけBluetoothキーボードを使用すればいいのかなと思います。
私は家にこもってiPadでブログを投稿してるのでこのFolio Touchは本当に買ってよかったです。
この記事もFolio Touchで執筆しています。
刺さる人には本当におすすめできる商品です。

みなさん良いiPadライフをお過ごしください!

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